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マルツオ「薪窯焼きピツツア作りの体験とイタリアンコースの会食」レポート

第4弾は、
イタリアンレストランマルツオでの

「薪窯焼きピツツア作りの体験とイタリアンコースの会食」


イタリアで出会った薪窯焼きピツツアのあまりの美味しさに衝撃を受け、
ニースのレストランで修業したというオーナー。

窯に入れる薪にもこだわったピツツアは、その食感を大切にした極薄の生地
パリッパリで何枚でも食べられる食感が大人気です。
さらに、

小田原の地下水、相模湾でとれる新鮮な魚介類、
契約農家の朝摘みの野菜


食材にもトコトンこだわっています。
そして、お店のカウンターの後ろにずらりと並ぶワイン!

オーナーが厳選した美味しいワインがいただけるのもマルツオの魅力なんです。

今回の参加した方は、女性6名と、男性が1名。
「美味しい料理が、どんな材料を使って作られているのか知りたいですね」
と、始まる前から興味津々。

さぞや皆さん、イタリアン通の方ばかり!と、思いきや、
「初めてだから、とても楽しみにして来たんです」と、家庭で作るのは主に和食、
パスタなどのイタリア料理もあまり作らないという声も多く聞かれました。
みなさん、ピツツア作りはドキドキの初体験だそうです

チャレンジするピツツアはマルゲ-リ-タ。
ピツツア生地を成形(発酵前の丸い形にする)、そして、発酵した生地を薄くのばし、
トッピングして薪窯に入れます。

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皆さん、薪窯を見るのは初めて。

さっそく、手を洗って厨房へ。
中には、マルツオ自慢のレンガの薪窯が。

そして作業台は大理石。
大理石は熱が伝わりにくいので、生地をのばすのに最適だそうです。

まずは、生地作り。
分量の強力粉、塩、ドライイースト、水を、ニーダー(こね器)へ。
(ピザ10枚分の分量は次の通り:強力粉1Kg、塩30g、ドライイースト7g、水650cc)
1時間程度かかる手ごねも、ニーダーなら10分程でなめらかな生地が出来上がります。

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オーナーの教え方はとても丁寧。なんだか上手にできそうです。

出来上がった生地を1枚分(160グラム)ずつに分けたら、
各々、きれいな丸餅形に整えていきます(成形)。

「料理はほとんどしないけど、年末には餅を丸めたことがあるよ」
と、慣れた手つきの男性参加者。
ピザ生地を丸めるのは、餅を丸める要領なんですね!
そして発酵のため、一時間程寝かせます。

次は、発酵の済んだ生地を使って、めん棒でのばす作業。
発酵に時間がかかるので、
今回は、あらかじめお店で用意してくださった生地を使いました。
ポイントは、

「一度表を決めたら生地を裏返さないこと」

だとか。
そして、打ち粉をしながら手早く←ここ、大切です
そして薄く、最後に余分な粉を払います。
お手本のオーナーの鮮やかな手さばきに、
一同からは、感嘆の声が。

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実は、生地をのばす作業、とても力がいります。
生地がのびないからといって、めん棒を何回も転がしてはダメ。
力強く1回押しのばしたら、直角に向きを変え、また力強く押しのばす。
これを繰り返して薄くしていきます。

「簡単そうに見えたんだけど…」
一度のばしてもすぐにもとに戻ってしまうのです。

「手早く…の、はずなんだけれど…」

悪戦苦闘する参加者に

「参ったら、参ったと言ってね」と笑うオーナー。

「ギブアップしない方がいいよ。せっかく体験に来ているんだから」と、
他の参加者からは応援の声!生地作りは大いに盛り上がります。

さて、悪戦苦闘はしたものの、ちゃ~んとのばせた生地。
ちょっといびつな形のものも(失礼)もありますが、30センチ程の円形になりました。、
トマトソースを塗り、モッツアレラチーズをのせます。
これも、ソースが生地にしみこまないように手早く

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そして!
自分の身長よりも柄の長い大きなスコップのようなヘラにピツツアをのせ、
薪窯の中に。
これは、家庭では絶対にできない貴重な体験

「サッと押したら、スッと引く」

口で言うのは簡単ですが、
なかなかピツツアは、ヘラの上に上手くのってくれません。
思いきりよくしないと、せっかく薄くのばした生地はクチャクチャになってしまいます。

ホントに難しい

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薪窯にピツツアを入れると、たちまち良い香りが。
3分程でパリパリの生地のピツツアが、焼き上がりました。
オリーブオイルとフレッシュバジルを散らしたら完成。
オリーブオイルを、焼き上がってからかけるのも、
食材本来の風味を大切にするマルツオならでのこだわりです。

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美味しそうでしょう

さあ、いよいよ試食です。
「パリパリ!」
「トマトソースがサッパリしている!」
「自分で、こんなに本格的なピザが作れるなんて!!」

皆さん、食感と味に大感激!


1/6ピースを試食して、残りは持ち帰るよう箱に入れてもらいます。

最後は、お楽しみマルツオのランチコース料理。

メニューは

(前菜)アジとカンパチのカルパッチョ
(ピツツア3種)マルゲーリータ、生トマトとアンチヨビのピツツア、シラスのピツツア
(パスタ)地鶏のラグー・リングイネピツコレ
(デザート)コアントローのパンナコツタ
(飲み物)コーヒーまたは紅茶


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アジは小田原の名産。新鮮そのものです。


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生トマトとアンチヨビのピツツアは新鮮な野菜のうまみが生きています。

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こちらはシラスのピツツア。
地元、相模湾産のかまあげしらすとチーズの意外な組み合わせの美味しさには驚きの声が

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リングイネピツコレは、平打ちパスタ。食感もモチモチ。

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とろけるようなパンナコッタは、ほのかなお酒の香りがたまりません。

ピツツアは、薪窯の中で、食材が料理されていくそうです。
だから、素材の美味しさが大切なのだとか。
オーナーが、さしみでも食べられる新鮮な魚にこだわるのも肯けます


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マルツオでは、ピツツア作り体験を次回も予定しています。

他ではなかなか体験できない薪窯でのピツツア作り、
そして海の幸がふんだんのイタリアンコースメニュー!楽しみですね

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